松の物理学勉強帳

実験で理学修士取得後、16年のブランクを経て再び書を手に取った筆者の物理学学習メモ。素粒子に向かっています。初学者の助けになればいいなと思います。また、ツッコミお待ちしております。

量子力学関係メモ ~標準模型の宇宙

位相について

量子力学波動力学)において、絶対的な位相はどうでも良い。というか、決めることはできない。ここから、ゲージ理論に発展する。
 

不確定性原理

波動関数は波長の異なる波の重ね合わせ→波長のバラエティが多いと、波は局在する→位置が決まると運動量が決まらない。
 
粒子を観測するには、観測者のシステムにある何かと相互作用しなければならない→その相互作用は物体に必ず影響を与える→波動関数が変わる(不確定性原理を破らないように)→位置を正確に測定したら、その時点で運動量は分からなくなっている。
 
二つの物理量の不確定性が、不確定性原理によって結びついているとき、その二つの物理量は「共役」であるという。
 

シュレーディンガー方程式

Ψ(x)が分かれば物体の物理的性質は決定できる。→演算子をかけて挟む
 
シュレーディンガー方程式は、単にエネルギー保存則を量子力学的に表したもの。